この話題をする人の多くはポジショントークをしていると思っています。
自分は何もポジションを持っていないです。ですがPCのグラフィックボードがまともに流通しなくなってしまい新しいグラボを買えません。そのため、これらの通貨で金もうけを企んだ奴ら全てが二度と立ち直れないような大暴落を心から望んでいるので、私もある意味ポジショントークします。

イーロンマスクにより多くの人がオモチャにされています。それでもポジションを解消しない人は、養分であることが生きがいなのでしょうね。
グラボを買えない恨みのためどうしてもディスってしまいますが止められません。これらについて考えていることをメモします。間違っても自分が出資することのないよう、戒めでもあります。
通常の通貨では見られる、経済活動の裏付けがない。
ゴールドのように資源として利用できるものでもないので、貴金属相当でもない。
金利や消費者物価指数、政治、景気などによる、他の通貨との関連性を図ることができない。
位置づけさせるのであれば、宝飾品相当と考える。
なので「仮想通貨」という言葉より「暗号資産」がしっくりくる。
宝飾品と一緒であれば「それを欲しい、それに価値がある」と考える人の需給によって価値が決まる。
「保有して長期で値上がりする・変わらない・下がる」についても同様。
ただし以下の点が宝飾品相当と異なる。
アルゴリズムとは進化するものなので、新しい世代の暗号資産が出現したら、それまで隆盛を誇っていた資産の価値が急速にゼロへ落ちていく可能性がある。
宝飾品は盗まれてもそれ自体の価値が変わるわけではないが、暗号資産が盗まれた場合はセキュリティ上の懸念から人気が落ちて資産価値が下がる可能性がある。
そのため、宝飾品と比べて本質価値はネガティブである。
その他、よく言われることですが、大量の電気を消費する論外な性質(再生エネルギーを使えばいいという詭弁は無視しましょう)、国の意思により取引所を閉鎖される可能性も無視できません。
とは言え、電力の問題がないのであれば、国によるデジタルコインの発行は十分あり得ると思います。セキュリティや運営に懸念はありますが。そうなれば通常の通貨と等価になり、マイニングして儲けることができなくなるので、グラボが市場から消えるような事態は発生しないはずです。
20年くらいのスパンを見れば国際的な機軸もできると思います。ビットコインのような野良コインは総退場して、国運営のデジタルコインが流通しているでしょう。
どうか一日も早く、グラボが健全に流通してくれますように。
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