はじめに
資産形成を意識しはじめてから数年が経ちました。現在は貯蓄ができる体質となりましたが、それまではどうにもお金が身に付きませんでした。当時把握していた資産は、確定拠出年金を含めて300万円程度と、恐ろしく少なかったです。
資産形成を始めるにあたり、振り返ると初期の動きがとても大切だったと感じています。この記事では初期の動きを取り上げました。
※資産のうち、ここでは不動産を除く金融資産としています。
※株クラとして雑魚レベルの資産額ですので、雑魚の戯言とご笑納ください。
資産の推移

推移のうち、初期に見えていた資産は300万円でしたが、1年ほどで1600万円ほどに変わりました。
貯蓄できない習慣から貯蓄できる習慣に変化した影響もありましたが、見えなかった資産を見えるようにして、コントロールし始めたことが大きかったです。
初期の資産推移

できごと※1 保険の整理
保険を整理したことによる返戻金が、資産に加わりました。返戻金の合計は500万円以上です。
保障は減らすことなく、本当に必要な分だけを掛け捨て保険に変えました。
月々の支出も4万円以上減りましたので、本当に大きなインパクトがありました。
できごと※2 持ち株の解約
勤め先の企業で、奨励金目当てに加入していた持株会を解消しました。1万円につき500円の奨励金でしたが、会社が倒産したら元も子もありません。自分が勤めている企業よりS&P500企業をのほうが利益を稼ぎ出していますし、市場平均を取りに行くことにしました。
解消により、600万円のキャッシュが出来ました。
可視化の効果
初期に見えていた資産が300万円から1年ほどで1600万円ほどに変わった(1300万円の変化)と紹介しましたが、保険の整理と持ち株の解消で、1100万円ほど表に出てきたのです(変化の残り200万円は運用を含む貯蓄)。
これは大きいです。いくら頑張ってもお金がたまらないと感じていたのが、可視化されることで自信につながりました。(実は資産を積み立てていたんだぞ)
ここで言う可視化とは、保険の貯蓄性部分と自社株、どちらも表に引っ張り出したことを指します。
そして、
・保険会社の肥やしとなっていた、貯蓄性保険の見えない手数料を支払わなくなった
・自社株という一極集中のリスキーな資産運用から脱却した
ということに繋がりました。
まとめ
資産形成とは、お金をコントロールすることです。
コントロールするためには、現状を把握していなければ始まりません。
把握するということは、可視化するということ。
可視化の過程で、おかしな状態であることに気付くことができ、改善に繋がります。
資産形成を始めるにあたり、資産運用の考え方やプラン検討も大切ですが、事始めとして可視化をお勧めします。
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