定点観測の資産額公開です。
2021年もSBI証券の「米国株式・ETF定期買付サービス」を利用し年間を通してVYMとVTIを積み立て投資をしています。
投資管理はエクセルからGoogleスプレッドシートに移行しました。
振り返り
予想に反して2月は上昇し続けました。バブルではないか、という言葉も頻繁に出てきました。
もちろん市場には無数のバブルが発生している。
The Financial Pointer® バブルの中にもチャンスはある:マーク・モビアス
企業の成績ではなく感情に基づいて行動していると。
1月に発生した wallstreetbets 勢やロビンフッターの動きを見ると、企業の利益を期待するのではない、マネーゲームやギャンブルでお金が動いていると信じられます。これに機関投資家やアルゴリズムも反応して取引が活発になるように思えます。
自分にとって理解することのない、反面教師にしたい動きです。
2月、上昇が続いたのですが、月末に垂れてきました。3月は別の動き方をしそうです。
取引
- ETF
- VYMを1株、VTIを1株。SBI証券のNISA口座による手数料無料の定期買い付けです。
- 個別株
- 下落してから落ち着いた感のあったT(AT&T)を5株買い増し。
損益の推移
月単位ではまあまあの上昇。徐々に円安が進んだので円換算で伸びました。

S&P500
S&P500の6カ月チャートです。1月は 3,731 → 3,811 とプラスで着地、一時 3,950 と最高値を更新しましたが持ちませんでした。

VIX指数
米シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、S&P500種株価指数を対象とするオプション取引のボラティリティ(変動率)を元に算出、公表している指数。英語では「investor fear gauge」、別名Volatility Index(略称:VIX)と呼ばれる。
恐怖指数(きょうふしすう) |証券用語解説集 野村證券
将来の相場に対する投資家心理を反映する指数とされており、一般的にVIXの数値が高いほど投資家の先行き不透明感も強いとされる。
通常は、10から20の間で推移することが多いが、相場の先行きに大きな不安が生じた時には、この数値が大きく上昇するという傾向がある。
特に個別投資、追加投資する判断目安にVIX指数を取り入れています。市場の不安を映し出す指数と言われS&P500と負の相関があります。30を超す上昇が見られると株価がガタガタと落ちてくる印象です。35を超すあたりで、指数に釣られて値下がりした株式を狙います。
先月末の急上昇から落ち着いてからは、31を瞬間的に超えたのみで落ち着いていたと思います。でも気のせいか、株価の急変ほど急上昇していないような。

ふと気づいたのですが、コロナショック後のVIX指数は、発生前の値より高止まりを続けています。

5年間のVIX指数とS&P500のデータを持ってきました。株価が回復、上昇するとき、以前はVIX指数が 10台 だったところ、コロナショック後に 20 を下回ることがほぼなくなりました。新しいトレンドなのでしょうか。

為替
1月末:104.7円/ドル→2月末:106.4円/ドル。円安に向かっています。

しくらSP
無謀にも最強のインデックス【S&P500】に挑むコーナー、「 もしくらごろファンドの代わりにS&P500インデックスファンドを購入していたら 」(略称:もしくらSP) です。
条件
- S&P500は指数ではなくVOO(バンガード・S&P500 ETF)を採用。
- 評価額の比較から配当込みの評価額に変更。いわゆるトータルリターン同士の比較。
- 配当は再投資。
- VYM と「目標リターン年率5%」が参戦。
- 購入手数料、配当課税はくらごろファンドと同じNISAを想定(無料、無税)
- VOO、VYMは月末の終値で購入
S&P500よりはマイルドな落ち方でした。とりあえず指数には勝てない。トータルでもVYMに抜かれつつある。


株価集計/トータルリターン
最高値を更新しましたけど、個別株がだいぶやられました。悩ましい。

配当予想
ここの計算はNISAを考慮していません。NISA考慮で 1,194 ドル/年となります。

ティッカー別
(1月コメント)AT&Tを補おうか少々悩み中。
→購入しました。
それにしても個別株が伸びない。S&P500(VOO)か全米(VTI)のみが正解なんだろうな。株価が伸びても配当率はあまり変わらんし。


ポートフォリオ
アイデンティティは決壊(VYM<VTI)。

セクター比

コメント