定点観測の資産額公開です。

2020年もSBI証券の「米国株式・ETF定期買付サービス」を利用し年間を通してVYMとVTIを積み立て投資をしています。記事内のチャートは扱いやすい「Trading View」を利用させてもらっています。

投資管理はエクセルからGoogleスプレッドシートに移行しました。

振り返り

先月はこんなことを書いていました。

アメリカの大統領選挙が本日(11/3)というタイミングで記事を書いています。どうなるんでしょうね。

米国株資産額公開 2020年10月

いやー、思った以上にグダグダしましたね。開票速報がシーソーのように揺れて不正と大騒ぎも。アメリカの分断の原因はマスコミの偏重と分かりました。ファクトベースに、両候補者から距離を置いて冷静に分析をするといった姿勢は見られませんでした。結論ありきで自分の考えたストーリーに当てはめる報道ばかり。そりゃトランプさん怒るわ。

選挙が酷かった反動でしょうか、大勢が明らかになったところで株式市場が上昇に向かいました。


新型コロナは、開発中のワクチン効果が高そうであること、早くて年内の接種開始という報道が見られるようになってきました。希望ですね。

反面、アメリカでの新規感染者数が1日で18万人などトンデモナイことになっています。日本も第3波と呼ばれて再び行動に制限が掛かるような事態となっています。

私も発熱した際にPCR検査を受けたのですが、医療に関わっている方には感謝しなきゃですね。(自分はカンピロバクター腸炎という食中毒でした)

取引

  • ETF
    • 定期買付でVYM(バンガード・米国高配当株式ETF)を1株。
  • 個別株
    • GDRXを20株お買い上げ。

本来「VYMとVTIを積み立て投資」なのですが今月はVYMを1株のみ。「米国株式・ETF定期買付サービス」について、NISA枠を超える場合は発注をしない設定としていたためです。

新型コロナショックで買いやすい相場が来ていましたので、知らずにNISA枠を使い切っていました。昨年は全然だったんですけどね。

相場も高い気がしますし、今年の積み立てはこれで終了にするかも。


予てから準備を進めていた、Amazonの薬局事業がスタートしました。

https://twitter.com/itmedia_news/status/1328831551115706370

これに伴い、医療保険関連の株価が急落しました。

https://twitter.com/Medical_News_J/status/1328873061714575361

実事業に影響がない(軽微)にも関わらず株価が安値となるチャンスかもしれない、というのは後付けです。ツイッタランドで広瀬さんのこんな解説を見たんですよね。

https://twitter.com/hirosetakao/status/1328792350118850562?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1328792350118850562%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fjicchama.com%2Fgdrx-twitter-2%2F

興味を持ったので調べたところ、テクノロジーを活用して消費者がハッピーになりながらも既に黒字化しているとのことで面白そうに感じたわけで。2日かけて株価が30%近く急落(47ドル⇒34ドル)したので、そうそう悪くないだろうと20株を買い付けた次第です。

損益の推移

振り返りに書いた通り、大統領選挙の大勢が明らかになってきたところで上昇に向かいました。久しぶりの安心圏内です。株高・過熱感の声も聞こえてきますけど。評価額は過去最高値を更新。

クラゴロファンド 評価額と損益率

S&P500

S&P500の6カ月チャートです。11月は 3,296 → 3,621 と月初から9.9%の伸長、最高値を更新しました。

S&P500 2020/6~2020/11

VIX指数

米シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、S&P500種株価指数を対象とするオプション取引のボラティリティ(変動率)を元に算出、公表している指数。英語では「investor fear gauge」、別名Volatility Index(略称:VIX)と呼ばれる。
将来の相場に対する投資家心理を反映する指数とされており、一般的にVIXの数値が高いほど投資家の先行き不透明感も強いとされる。
通常は、10から20の間で推移することが多いが、相場の先行きに大きな不安が生じた時には、この数値が大きく上昇するという傾向がある。

恐怖指数(きょうふしすう) |証券用語解説集 野村證券

特に個別投資、追加投資する判断目安にVIX指数を取り入れています。市場の不安を映し出す指数と言われS&P500と負の相関があります。30を超す上昇が見られると株価がガタガタと落ちてくる印象です。35を超すあたりで、指数に釣られて値下がりした株式を狙います。

10月はちょっと深めの指値をPM(フィリップモリス)に入れていましたが、VIX指数が40あたりで購入となりました。その後VIX指数が下がり株価は上がりました。

日付VIX指数PM株価
2020/10/284070ドル
2020/12/012177ドル
PM株価とVIX指数
VIX指数 2020/9~2020/11

為替

10月末:104.6円/ドル⇒11月末:104.1円/ドル。円高に進んだと思ったら一気に円安に動く。月末月末時点ではあまり変わらず。こんなの付いていけません。積立のみです。

ドル円相場 2020/11

もしくらSP(New)

無謀にも最強のインデックス【S&P500】に挑むコーナー、「 もしくらごろファンドの代わりにS&P500インデックスファンドを購入していたら 」(略称:もしくらSP) です。

条件

  • S&P500は指数ではなくVOO(バンガード・S&P500 ETF)を採用。
  • 評価額の比較から配当込みの評価額に変更。いわゆるトータルリターン同士の比較。
  • 配当は再投資。
  • VYM と「目標リターン年率5%」が参戦。
  • 購入手数料、配当課税はくらごろファンドと同じNISAを想定(無料、無税)
  • VOO、VYMは月末の終値で購入
クラゴロファンド/VOO/VYM/伸長率5%/年

VOOだけでなくVYMも11%以上の伸長率となりました。くらごろファンドは惜しくも10%弱。
対前月成長率  VOO > VYM > くらごろファンド

VOOのみ買い続けていたらプラス1万ドルかぁ。。

現在株価の集計

毎月これだけ伸びればいいのに。
10月→11月 投資額:+771ドル 評価額:+5,099ドル 損益率:+9.9%

トータルリターン

配当込みのトータルリターン、評価額を 6% 近く底上げする効果。

目標(年率5%)との比較

市場が大荒れすると配当を含めた損益が目標年率5%を割り込みそうになります。まだまだ配当の積み上げが足りないですな。

配当見込み

一番好きな狸の皮算用です。税引き後について、すべて特定口座(海外課税(一部を除き10%)+国内課税(20.315%))の利用を想定した値です。

NISAを加味すると、税引き後の配当予想額(年間)は 1,210ドル 程度。NISA恒久化を恒久的に希望。

配当実績

配当実績と6カ月平均です。

craftgoro fund配当額6カ月平均目標
2019年11月43.56ドル76.29ドル58.95ドル
2020年11月46.89ドル95.91ドル81.00ドル

年別の進捗です。ひとつの目標だった年間1,000ドルをクリアできそうです。

ティッカー別です。増配しているか一目でわかるので便利です。ようやくGISが増配。ホールドして初の増配。長く減配していない歴史があるのですけどね。引き続き頑張って儲けてください。

ポートフォリオ

ティッカー別

引き続きトップはVTI。アイデンティティは崩壊したまま。新規のGDRXは1.5%。値崩れしたら増やそう。

セクター別

GDRXの影響か、ヘルスケアが少し増えました。