仕事のストレスに耐えられなくなり、もがいていた1カ月でした。結局、自分がやらされることになったことは部長から過剰であると判断され、フォロー体制が敷かれること、無理な要求をした顧客と交渉することを約束されました。

理不尽な環境でも、それを変えることは難しい。普段から文句を言い続けてきたけど、文句では環境を変えることはできない。計画・準備とかでもないんです。本気で(キレて)交渉することで始めて変えることができるとが分かりました。

思い返すと、前職でもそうだった気がします。どこの会社でも同じなのかもしれません。

背信の陣。退路を断つ。この気構えが必要。現状を変えることは、それだけ難しいんです。文句言うだけでは絶対に現状は変えられません。

背水の陣で向かうビジネスマン

では気構えを持つためには何が必要なのでしょうか。私は退職カードだと思います。

折角転職してきた会社で、これまでの経験も生きるし続けたいと思える業界なので本当は辞めたくなんてないんですよ。でも本気で交渉するためには退職カードというオプションを行使できるようにしておくことが必要。

転職するつもりがなくても、いざというとき転職できるよう日頃から転職に関するメンテナンスをしておいていいのかも知れません。スキル・経験を伸ばすこと、自分の市場評価を知っておくこと、機会があれば良質なコーディネーターと定期的にコンタクトを取ることなどでしょうか。社内転職(異動)のように、社内でいまの業務とは全く違う事業部と関係性を作っておくこともいいでしょうね。


自分にとって無駄と思われるストレスなんて抱える必要はありません。特にサラリーマンのような雇われ仕事において、精神を削る、健康を削るようなストレスなんて存在することが間違っています。

大なり小なりあるすべてのストレスを否定するつもりはありません。また、自分が望んでチャレンジしていることで発生する精神的なストレスなんてものもあるでしょうが、それは自分が選択した道ですからね。

不運にも理不尽な環境におかれてしまった場合は本気で変えていきましょう。自分の人生です。ストレスを適切にコントロールしてハッピーになりましょう。