いくつかのETFを比較してみました。
前回の記事で紹介した配当収入シミュレータに設定する値として参考になればと思います。
データは本家(バンガード、ステートストリート、ブラックロック)の公式サイトから取得しました。不足している場合は 米国Yahoo Finance から取得しています。
ティッカー | 種別 | 採取期間 | 株価成長率 | 平均分配率 |
VYM | 高配当 | 2010/03-2020/03 | 7.64% | 3.07% |
HDV | 高配当 | 2011/06-2019/12 | 7.89% | 3.39% |
SPYD | 高配当 | 2015/12-2019/12 | 7.64% | 4.39% |
SPY | S&P500 | 1998/04-2020/01 | 11.63% | 1.98% |
SPYDはちょっと心許ない期間ですが、高配当系のETFいずれも年7%以上の成長がありました。2010年代は順調に成長した珍しい年代と言いますが、S&P500の成長率と比較しても納得できる値だと思います(S&P500の1957-2007の50年平均は10.88%)。シミュレーションの参考にしてもらえると幸いです。
株価と分配率の推移をグラフにしました。比較のためX軸(期間)、Y軸右側(分配率)を固定しています。
凸凹はありますが分配率は概ね安定しています。そのため株価が成長すると分配金も成長すると言えます。株価と分配金の推移も載せておきます。それにしても3月の落ち込みが半端ないです。
需要があるようならば他のETFも載せたいと思います。
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