初投稿のレザクラ、続けていきます。前回は 3.トコ処理 まで進めました。


4.ガイドライン引き&縫い穴あけ

レザークラフト
右から木づち、ステッチンググルーバー、ゴム台、菱目打ち(六穴と二穴)、菱目切り
レザークラフト
菱目打ちのおかげで等間隔に穴あけができます

上の写真にある緑の柄の工具(ステッチンググルーバー)で革のヘリに足をかけ「端から3mm」にガイドラインを引きます。ガイドラインに従い黒色の穴あけ工具(菱目打ちと言います)で均等に穴をあけていきます。

革の穴あけって意外と力が必要なんです。ひと穴ずつあける場合はシングルの菱目打ちを手でグッと力を籠めれば開きますが、2個以上同時にあける場合には上から木づちで叩かないとあきません。木づちは日中に使いましょう。

5.接着

レザークラフト
ファスナーを貼り合わせて内側の革を配置してみたところ
レザークラフト
ファスナーを縫いあげていますが、内側の革を接着固定しているところ

接着剤を使います。黄色い陽気でおなじみの木工用ボンドでも構いませんが接着力は弱めです。Gクリアーを使えばしっかり貼り付けできます。安いので両方用意しておきましょう。

おおよそのフォルムが決定するため仕上がりのバランスに関わる工程です。曲がることの無いようにすること、接着剤をはみ出さないことに注意して貼り付けます。

ここでファスナー登場です。信頼のYKK。浅草橋のタカラ産業で購入しました。革の種類が豊富なことに加えてたくさんの道具も揃います。メートル単位で買うことができ、スライダーや止め具も一緒に販売してくれます。蔵前にYKKファスナーの専門店もあります。

6.縫う

私はいつも手縫いです。この工程が一番時間を要します。ミシン欲しいっす。

最初の一刺し

布縫いをする際に使う針は一本ですよね。レザークラフトでの縫い方では針を2本使います。この2本を使って交互に縫い合わせていきます。用意する糸は、縫う全長の5倍程度用意します。

youtube【革の縫い方っ!1】:『基本的な革の縫い方っ!-①』 レザークラフト動画<008>

こんな具合にコツコツと縫っていきます。縫いあがったらほとんど完成です。

7.コバ処理

写真撮り忘れました!!
8.仕上げ は何もしていないので完成です!!!

スライダー用のアクセ忘れてた!いつも終わってから思い出します。ファスナーの開閉がグッと楽になります。

15cmx1cm弱に切り出し真ん中付近の2か所に穴を開けて通します。トコノールで磨いて出来上がり。
左が普段使っている私物です

最後に愛用しているものを並べて記念撮影です。


完成して3日後に遊びに来たので手渡しました。喜んで使ってくれるそうです。
糸がほつれて使えなくなったものを預かり補修して渡そうかと思います。
※うっかり補修を始めてしまいました。記事一回分のネタなのに。。


以上で初レザクラを終了したいと思います。
読む人などおるんかな。