ブログのタイトルにしていますが、ライフプランの検討をきっかけにしてお金にまつわる全てを見直しました。見直しをしていく中で投資を始めることに繋がりました。


「ライフプラン」を調べると様々情報が見つかると思いますが、私の場合では自己流のプランです。自己流でもフィナンシャルプランナー推奨のライフプラン作成ツールでも構いませんので、一度作ってみることをお勧めします。

「確定拠出年金はじめました 2017年3月」では増やす金額を既に決めていましたが、ライフプランにおける成果物のひとつが具体的な拠出金額です。昨年の増額だけではなくこの先の金額変更や家内の拠出金額の計画も決定させました。

そういった意味で、この作業は投資方針の生みの親と言えます。


子供を育て上げるにはお金がたくさん必要と聞いていましたが、実際にどの程度の必要かわかりません。個人ごと千差万別ですよね。とはいえ具体的な金額を知りたくなり(知る必要があると考え)、エクセルを起動してパチパチ表を作り上げていくうち気付いたら出来上がっていました。作っている間は意識しなかったですが、一般的にライフプランと呼ぶらしいことを知りました。

この記事ではどのようなことを考えてプランを立てたのか書いていきたいと思います。

基本的な表組み

まずはヘッダー的に、家族一人ずつの名前と年齢がわかるようにセットします。

西暦201720182019・・・
454647・・・
404142・・・
第一子121314・・・
第二子234・・・

次に家族それぞれと家庭として発生するイベントの行を追加します。子供の場合は学年、大人は転職や定年(定期収入の方式が変わるとき)、家庭は車の購入やリフォームなど大きな出費が予想されるイベントを書き込んでいきます。

・・・
時短勤務・・・
第一子小6中1中2・・・
第二子1歳児クラス2歳児クラス年少・・・
家庭リフォーム 車買い替え

イベントが出来たら、そのイベントごとに必要となる個人ごとの出費額を書いていきます。家庭として必要な金額も書きます。私の場合は50万を超える出費をプロットしました(それ以下は通常の家計で捻出すると仮定)。年ごとの合計と累計(その年までの合計)も入れましょう。

・・・
・・・
第一子500,000 ・・・
第二子 ・・・
家庭1,000,000 1,500,000 ・・・
合計1,000,000500,0001,500,000 ・・・
累計1,000,0001,500,0003,000,000 ・・・

これで将来まで発生する大きな出費を算出できましたね。いわゆる見える化です。


サラリーマンなら一度は「数値で示せ」と言われた経験があることでしょう。仕事の場合は将来の市場や社会情勢、保有しているであろうリソースが不透明なので根拠のない予測値も入り込みがちです(なので上司気か分次第で突っ込める資料が出来上がるのでイy(略))。

ここで作ったライフプランは現実的で比較的確度の高い将来です。人生の経営者は自分自身であり、ハッピーな未来も苦しい未来も自分が実現させるのです。その結果は自分と家族が引き受けることになります。


実際に作ってみてどう感じましたか?(ひとりくらい作ってくれると信じて語り掛け)

私は絶望しました。

くらごろライフプラン(ごまかしver)

画像が小さくてごめんなさい、出費の累計は 1700万円 。40歳を過ぎてから更に 1700万円 が必要ということです。本当に絶望し心が折れました。いまから 1700万円 を出費した後にサラリーマン引退後の生活が始まります。出費に耐えられず新たなローンを組んで子供に奨学金を背負わせてから始まる老後を想像しました。

いらすとやにて「絶望」で検索

このあと収入からの通常の積立貯金を計算して出費額と相殺しますが、プラスにすることはとても不可能と感じました。

実は数年前も同じような計算をして同じように絶望して、その時はそっ閉じしました(笑)。あまりに無理ゲーなんだもん。目を背けました。逃げました。

しかし今回のプランについては確度が高く、起こる予定の出来事と感じました。予定であり計画されている未来です。

今回の見直しから目を背けることは、これからの人生において致命的な事態を引き起こすと判断し足掻くこととしました。

ライフプランについて(2)に続きます。